都市ガスについて 3
これに対し、天然ガスの占める割合は7・9%で、石炭の17・7%に比しても遠く及びません。
これは、天然ガスの大部分を占めるLNGの輸入がはじまったのが昭和44年という歴史の浅さにも起因していますが、何よりもエネルギー利用のシステム全体が石油中心になっていることの影響が大きいでしょう。
1度システムができ上がってしまうと、他のシステムへの急速な移行はむずかしいからです。
このことは、2次エネルギーの供給状況を見ると、よりはっきりします。
2次エネルギーは、1次エネルギーを必要に応じて使いやすい他のエネルギーへと形態を変えたものです。
しかし、ここでも、石油製品が60・9%と圧倒的に多いのです。
それに続いて電力の18・3%、コークス等の22・1%、そして都市ガスの4・3%という順になっています。
このように、都市ガスの全エネルギー供給に占めるシェアは高くはありません。
しかし、都市ガスには、エネルギーの変換効率が非常によいという大きなメリットがあるのです。